《僕と新日本プロレスと》新日本プロレスのブログ

主に80年代、90年代の新日本プロレスのアングル、名言を書いたブログです。

1999.1.4 橋本真也 VS 小川直也《試合終了後》

80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。

僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。


今回は、前回の続きで、試合が成立せずに終了した後の橋本小川戦について書いていきます。

前回①は、こちらをどうぞ。↓
kent-wrestling.hatenablog.com

この試合は、試合終了後のゴタゴタが長かったのです・・・

頭や顔を蹴られ、茫然自失で戦意を喪失した橋本を尻目に小川直也はマイクアピールを行いました。

「もう終わりかよ、おい・おい・おい・おい、冗談じゃねーよ、オラァ!」
新日本プロレスのファンの皆様、目を覚まして下さいー!」

そして、新日本プロレスをバカにしたような飛行機ポーズでリング上を走り回ります。

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普段のよく見るアングルとはどこか少し違います。
詰め寄る新日本プロレス勢に対して、ゴルドー、村上、佐山、4代目タイガーが小川を取り囲み守ります。

しかし、このマイクアピールに対して、新日本プロレスの現場監督である長州力がついに登場します。
リングサイドのカメラマンを蹴り飛ばしてリングインしてきた長州は、小川に詰め寄ります。

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「それがおまえのやり方か?なぁ、それがおまえのやり方か?」

迫力満点です笑

kent-wrestling.hatenablog.com

村上が救急車で運ばれる事件も起きましたが、試合後のふたりのコメントです。

小川「これ猪木イズムですから。殺るか殺られるか、いい感じで出せたんじゃないですか?」

橋本「絶対許さないよ。そういうファイトで来るんなら俺もやってやるよ。何がアントニオ猪木だ。もう小川の目、飛んでるやん。完全に飛んでるやん。一発良いの入っちゃったから最初の方に、訳分かんなくなっちゃったけど…」

何故、小川は一線を越えてしまったのか?
何故、橋本はやり返さなかったのか?
何故、橋本はこの後も負けブックを飲み続けたのか?

橋本・小川戦は、謎が多く残ってしまいましたが、この1.4事変により、小川の株は一気に上がることになりました。

のちに橋本真也と盟友となった小川直也は、このいくつもの謎については、故橋本真也の名誉にかけて、今後も話すことはないと言っています。

まわりの関係者が何を話しても、真実はこのふたりにしか分からないかも知れませんね。

何故、小川は一線を越えてしまったのか?
この件については、最近、小川直也さんがテレビ番組で語った事を含め、その3に書きたいと思います。