山本、Uはおまえなんだよ UWFにバリヤーを張るターザン山本に長州力が言った一言
プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。
そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。
そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。
山本、Uはおまえなんだよ
~1990.11.21 長州力の名言~
これは週刊プロレスの中で、ターザン山本が長州力にインタビューしたときの発言です。
山本というのは、週刊プロレスの編集長だったターザン山本さんです。
今のUWFを作ったのは、山本、お前なんだぞ、と言いたかったのだと思います。
1990年のUWFは、第二次UWFの後半でしょうか。
長州は、なぜUWFを嫌っていたのか?
このインタビューを見ると、その意味が分かります。
「あいつらはプロレスの中にいるのか、外にいるのか?」
長州から、そう問われたターザン山本編集長は。
「中です。」と答えます。
それなのにUWFは、あたかも自分たちは、外にいる様なポーズを取り、自分たちは真剣勝負の格闘技をやっているかのような態度を取っている。
このあたりは、まだ、プロレスの裏の部分をハッキリと言えない時代背景もあったと思います。
そして、そのUWFを神格化してしまった週刊プロレス編集長ターザン山本の責任は重いと言っています。
要は、UWFだって結果が決まったショーであることを知った上で、雑誌の売上を伸ばすため、これは真剣勝負なんだと吹聴しているという事を言っているのだと思います。
当時は、アントニオ猪木が第一線から退き、プロレス人気にも陰りが出てきた頃であり、そこに現れたUWF、特に前田日明のカリスマ性に乗っかった感じでしょうか。