1980.9.25 アントニオ猪木 VS スタン・ハンセン《0.1秒差でのウエスタンラリアート》
80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。
僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。
皆さんの新日本プロレス名勝負はどの試合だと思いますか?
宜しければ、コメント欄に記載お願いします。
今日の名勝負は、アントニオ猪木対スタン・ハンセンについて書きたいと思います。
ブラディ・ファイト・シリーズ&ファン感謝スーパー・ファイト 1980年9月25日 広島県立体育館 NWFヘビー級選手権試合 アントニオ猪木 VS スタン・ハンセン
この年(1980年)、アントニオ猪木とスタン・ハンセンは、数え切れない程の名勝負を繰り広げています。
《対戦成績は、猪木の5勝2敗3分》
1980年
① 2月2日 札幌中島スポーツセンター
ハンセン(13分16秒 反則)猪木
② 2月7日 大阪府立体育会館
(12分40秒 両者リングアウト)
③ 2月8日 東京体育館 NWFヘビー級選手権
ハンセン(17分12秒 リングアウト)猪木
④ 4月3日 蔵前国技館 NWFヘビー級選手権
猪木(12分55秒 体固め)ハンセン
⑤ 4月4日 川崎市体育館
(10分7秒 両者リングアウト)
⑥ 5月9日 福岡スポーツセンター NWFヘビー級選手権
猪木(17分3秒 反則)ハンセン
⑦ 5月29日 弘前市民体育館 第3回MSG決勝リーグ戦
(9分18秒 両者リングアウト)
⑧ 6月5日 蔵前国技館 第3回MSG優勝戦
猪木(7分49秒 反則)ハンセン
⑨ 9月11日 大阪府立体育会館 NWFヘビー級選手権
猪木(9分18秒 リングアウト)ハンセン
⑩ 9月25日 広島県立体育館 NWFヘビー級選手権
猪木(10分49秒 逆さ押さえ込み)ハンセン
この年、これだけシングルマッチをしているということは、この時点でスタン・ハンセンは、アンドレ・ザ・ジャイアントと並び、新日本プロレスのナンバーワン外国人だったのだと思います。
この名勝負の中でも最後に書いていた⑩広島県立体育館での有名なこのシーン。
ウエスタンラリアートの相打ち。
猪木のウエスタンラリアートが、0.1秒早く当たったと言われているシーンですね。
(コンマ1秒って笑)
このまま猪木のピンフォール勝ちと思われていますが、このあと、さらにウエスタンラリアートを避けて、逆さ押さえ込みで勝っています。
ラリアートとラリアット、どちらが正解なのでしょう?
リキラリアットの場合は、ラリアットですよね。
違うか。
この試合は新日本プロレスワールドで観ることが出来ます。
昭和プロレスファンの方は、登録して見てみてはどうでしょうか。