大晦日《特別企画》俺たちの時代だ
皆さま、今年ももう少しで終わります。
2021年はどんな年だったでしょうか。
また、来年もどうぞ宜しくお願いします。
今回は大晦日特別企画として、以下を書いていきたいと思います。
プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。
そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。
そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。
俺たちの時代だ
~1985.8.5 長州力の名言~
1985.8.5 ジャパンプロレス主催の「サマードリームフェスティバル」大阪城ホール大会。
この日は、長州力対ジャンボ鶴田の初対決となる試合が予定されていました。
しかし、ジャンボ鶴田が欠場となってしまい、長州力の相手を誰にするのか、当日ファン投票を行って、谷津嘉章となりました。
ファン投票なら天龍源一郎だと思うのですが…
長州力率いるジャパンプロレスは、1984.12.8に全日本プロレスへ登場以来、全日本プロレスとの業務提携を行っていましたが、自主興行・完全独立を模索しながら戦っていました。
しかし、当時はテレビ局のバックアップなしでの黒字興行は難しく、TBSと水面下で交渉を行っていました。
TBSは長州力率いるジャパンプロレスのレギュラー中継を1986年4月から計画していました。
しかし、TBS上層部内にプロレス中継に嫌悪感を持っていた人物がいたこと、全日本プロレス中継(日本テレビ)が1985年10月にゴールデンタイムに復帰する際、日本テレビがジャパンプロレスに好条件を与えたことから、TBSにおけるレギュラー中継は立ち消えとなりました。
この名言は、谷津嘉章との試合の後に長州力が行ったマイクパフォーマンスです。
「もう馬場、猪木の時代じゃないぞ!鶴田、藤波、そして俺たちの若い世代の時代だ」
全日のリングに上がっている時期なので、ジャンボ鶴田・天龍源一郎を指して「俺たち」と言うべきだろうが、藤波辰巳にも呼びかけたため、プロレスマスコミが一斉に取り上げられました。