《僕と新日本プロレスと》新日本プロレスのブログ

主に80年代、90年代の新日本プロレスのアングル、名言を書いたブログです。

選ばれし者の恍惚と不安、ふたつ我にあり 第二次UWF旗揚げ時 前田日明の名言

プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。
そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。

そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。

選ばれし者の恍惚と不安、2つ我あり
~1988.5.12 前田日明の名言~

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新生UWF旗揚げの際に前田日明が言った名言です。
なんとなく詩人ぽいですよね。
それもそうです、フランスの詩人の言葉であり、太宰治も「葉」で使用した名言です。



1987年11月19日新日本プロレス後楽園大会において、サソリ固めをしている長州力の顔面を後ろから蹴って重傷を負わせた前田日明

この事件により、新日本プロレスを無期限出場停止となり、1988年3月1日新日本プロレスを解雇となりました。
解雇にまで至ってしまったのは、無期限出場停止を解除する条件が、メキシコ遠征で、これを拒否したため、新日本プロレスを解雇されてしまいました。



このあと、前田は1988年4月8日に赤坂東急ホテルにて記者会見を行い、新生UWFの旗揚げを発表します。
山崎一夫高田延彦、中野龍雄、安生洋二宮戸成夫の6選手での旗揚げとなりました。
その後、藤原喜明船木誠勝鈴木みのるが加入することとなります。


前田は旗揚げ戦の試合開始前にマイクでこの言葉を使いました。

当時のUWFは飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。
アントニオ猪木が第一線を退いたあとのまさに後継者と言える存在でした。

この言葉は、それに対する重圧から来ているのではないでしょうか?