《僕と新日本プロレスと》新日本プロレスのブログ

主に80年代、90年代の新日本プロレスのアングル、名言を書いたブログです。

1983.6.2 アントニオ猪木 VS ハルク・ホーガン《第1回IWGP決勝・猪木舌出し失神事件》

80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。

僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。

今回は、有名なアントニオ猪木失神舌出し事件となった以下の試合について書きたいと思います。

皆さんの新日本プロレス名勝負はどの試合だと思いますか?
宜しければ、コメント欄に記載お願いします。

IWGP決勝リーグ 1983年6月2日 蔵前国技館 優勝決定戦 アントニオ猪木 VS ハルク・ホーガン

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超満員の蔵前国技館
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IWGP構想というものが、1980年12月に正式発表され、3年越しのこの日、ついに決勝戦が行われました。

当時の僕はよく分からなかったですが、とにかく、ずっと猪木が言い続けていたIWGPのチャンピオンが今夜決まるということで、すごく楽しみに観ていた記憶があります。

今、考えると単なるリーグ戦の決勝なんですけどね。決勝戦は、ホーガンとの一騎打ちとなります。

当然、ブックとしてはアントニオ猪木の勝利で終わるはずです。
超満員のファンも全員その結末しか期待していません。

延髄斬りからの卍固めで猪木の大勝利。
こんな最後を想像しながら試合を観ましたが、とんでもない結末が待っていました…

また、話は変わりますが、ハルク・ホーガンは、この後、WWF(今のWWE)全米進出の主役となり、大スターへの道を駆け上がっていきます。

この時が、ブレイク前のホーガンの最後の姿です。
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この試合は、場外でのアックスボンバーから以降が全てです。
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後ろからのアックスボンバー
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その勢いで、鉄柱に頭をぶつける猪木。
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そして問題のシーンです。
エプロンにいる猪木に対して、リング内からのアックスボンバー。
猪木は、再度、場外にふっ飛ばされてしまいます。
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そのまま、失神してしまったようです。
セコンドが、猪木をリングにあげます。
おいおい笑
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全然目を覚まさない猪木に対して、坂口やキムケンが頭をゆすります。
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大喜びのハルク・ホーガン
俺が、一番だーとばかりに飛び跳ねて喜んでいます。
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猪木はというと、舌を出していますね…
失神したときに舌を出すことはありえないそうです…
なんちゅう、ことしてくれてんの笑
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斬新なブック破り、坂口はこの後、人間不信となったそうです。
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新間寿も訳が分からすといった顔。
ホーガンも俺やっちゃった?みたいな申し訳無さそうな顔をしています。
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名勝負ではなかったけど、40年近く経った今でも覚えているので、記憶に残る決勝戦になったことは間違いないですね?!
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この試合は新日本プロレスワールドで観ることが出来ます。
昭和プロレスファンの方は、登録して見てみてはどうでしょうか。